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82. 性格チェックと性格に合った投資法を考える
■株式の投資行動はそれぞれの性格に影響されることが大きく、自分の性格にマッチした投資方法を探し出すことが大切だと申しました。性格的に儲けることに結びつき易いタイプ、損することに結びつき易いタイプがありますが、人間の性格というのは変えようと考えても、なかなか変えられるものではありませんから、損するタイプの性格だから儲かるタイプの性格に変えるというわけにはいかないのです。性格は持ち前のものだからやむを得ないと考えて、自分の性格にマッチした投資行動をとることが大切だということです。
■相性という言葉があります。男女の相性が結婚生活でも大きく影響するといいます。友人の間でも、あいつはウマが合うが、あいつは気に食わないということがあります。株式投資でも投資方法に相性があり、相性の悪い投資方法だと失敗につながることが多くなるのです。どのような投資方法が相性がよいか、また悪いかは経験によって認識していくものですが、自分の性格をよく理解しておけば、最初から回り道をしないでも済むことになります。
■例えば、非常に短気な性格の人の場合、株価の動きが悠長なものでは我慢できなくなり業を煮やして動き出す前に売却してしまうといった行動をとりがちです。このような性格の人には、株価の動きが緩慢な大型株や低位株は投資対象として向かないことになります。株価がダイナミックに動く小型株や値嵩株への投資が向いていることになります。性格的にのんびり屋の人は逆です。値動きの激しい銘柄に投資したのでは、売買のタイミングは合わずに失敗することになるわけです。自分の性格がわかっていれば、最初からこうした投資方法をとることもないことになります。
■このように投資確率を高めるためには、まず自分の性格を見極めておく必要があるのです。短気なのかのんびり屋なのか、手堅い性格なのか、投機好みの性格なのか、付和雷同型か自尊心が強い方か、自分の性格を細かくチェックしてみることです。手堅い性格なら投機的銘柄は避けるべきでしょう。常に不安に苛まれることになります。投機好みの人は安定株では面白みがないと考えるでしょう。付和雷同型の人は、その性格を熟知していれば、流れに掉さす時にワンテンポ考えてみる習慣を身につけることで修正しることができます。自尊心が強い人は他人の意見を聞く習慣を身につけることによって性格の欠点を修正することが可能になります。
■性格を認識したうえで、性格に適合した投資法や投資対象に「合理的」に投資すれば、成功確率を高めることになるわけですが、この「合理的」ということも非常に重要なのです。
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